女性用風俗『東京M性感』の世界を体験してきたぞ!

 11月某日、女性用風俗『東京M性感』の運営さんからわたしのTwitter(@CooleyGee_ff14)DMに「女風体験レポートのお誘い」が届いた。こちらの記事を読んでお声がけくださったようである。不肖くーりー、フェチフェスblogの中の人になり1年弱ずッ…と取材先を「ゆる募」していたものの、なかなかご応募くださる人物・団体があらわれなかったのだが……、初のご依頼ゲットだぜ~!

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<女風・東京M性感ざっくり知識>

■大手の女性用風俗店『東京秘密基地』直営店として2022年6月に開店。
■立ち上げ人は、出演映像500本以上の元AV男優「IZUMI(いずみ)」さん。東京秘密基地では全国ランキング1位の実績を持つ。3年間セラピストとして施術してきたM向けの性感プレイを店舗として展開することになった。
■コンセプトは、非日常を追求し続ける『秘密のアダルトテーマパーク』。
■性的行為をするプレイヤーを「セラピスト」ではなく「キャスト」と呼んでいる。
■ソフトなお試しMプレイから性的嗜好の強いドMプレイまで幅広く対応できる。
■「自分はMではない」という女性にこそ利用してほしい、というおもいがある。
■新宿・歌舞伎町にある女風バー『I AM THAT I AM』に進出。キャストに直接会える。
■緊縛は天馬ハルさん主催の幻想縄会にて講習を受けているようす。
■店のブレインこと若僧店長(=プレイ1回10万円のキャスト「HARU」)が謎……。

 

 こんなことを書くと身も蓋もないのだが、Twitterのフォロワー数が12万人以上いるアダルト系アルファツイッタラー&Abema『給与明細』出演ライターの『あぐ』さんが東京M性感の人気有料オプション『乱入コース』(20分6,000円)を希望しためちゃくちゃ丁寧な体験レポートを書いているので、正直「これ以上なんか書くことあります!?」というきもちで臨んだことをお伝えしておこう。

 

 しかも、女性用風俗の取材記事を続々アップしている『FEMTASY Magazine』さんにおいては漫画つきで東京M性感の徹底調査をしており、もはやわたしには「個人の性癖をさらしながら起こったことをありのままに忖度なく書くぜ」の道しか残されていない。

 さらに、YouTuberグループ「NextStage」のメンバーでもある相馬トランジスタさんとの動画コラボまでしている……。そちらの企画では女風業界における東京M性感の特色やポジションには触れず、あくまで「うちはこうしています」とフラットに紹介しているが、ユーザー(顧客)に対するホスピタリティ重視の姿勢がよくあらわれており、初心者でも安心して任せられそうである。

 

 動画には東京M性感のブレインこと若僧店長(キャスト名:HARU)さんがカウンセリングについて言及しているのだが「所要時間15分」がベースのようだ。これ以上短いと足りないし、長くなりすぎてもよくないというのがこの店舗の考え方である。なお、カウンセリング時間はすべてコース料金に含まれるそうだ。あまり話し込むとそのぶんプレイ時間が削られることになるので注意したい。

 ……以上のメディアでおおよその情報がくみ取れるのでぜひチェックしてほしい。そして、「もうおなかいっぱいになったんじゃないでしょうか?」という情報量チート状態からわたしの記事はスタートです。

 

 まず、わたし自身は2022年1月からプライベートで女性用風俗を利用している一般ユーザーの側面を持つ。女風関連の面白そうなイベント、人(キャストやセラピスト)、店舗、企画などを見つけては関わりにいき、どこかで何かしら書いている。利用ペースは月1~5回程度と心身の状態によって振れ幅が広い。新しく利用する店舗はモニター体験や割安なキャンペーン期間から入ることが多い。

 

 実は、東京M性感の体験モニターも、開店直後に経験済みだ。その後の利用に即つながらなかった理由は、「毎月の娯楽費用に限りがあるなか他にも気になる人や店舗が複数いた(あった)から、まずはそちらに行きたかった」というのが大きい。これはマイナス意見にみえるかもしれないが、実は逆である。たった一度の施術でも「いつどのキャストを指名予約してもサービスの質が一定以上に保たれていそうで、いいな!」とおもえたし、どんどん面白いコースやオプションを試供・追加していくので「優良キャストが育つのを待とう」とわくわくしながら公式情報を傍観できたのだ。性感で身体がさっぱりして心は引きずられない、いつでも戻ってこようとおもえるのがわたしとしては最良な状態である。

 

 ちなみに、女性用風俗のキャストやセラピストには「永久指名」という制度や概念が(今のところは)ない。ユーザーには自分好みの相手を誰でも何人でもマイペースに指名できる権利があり、相手を一人に絞るか多数をまわるかは個人の自由である。

 そんなワケで、「いつ行っても楽しいだろうな」とおもいながら半年ほど放置していた東京M性感、モニター時とはキャストを変えて体験してきた。運営さんから差し出された選択肢は「イズミさん」「トキさん」「リュウノスケさん」の3択で、すぐに「どなたがおすすめですか?」と質問して返ってきたのが「リュウノスケさん」だった。後で調べて分かったのだが、『Tips』(あぐさん執筆記事)の取材対象としても登場しているキャストである。むむっ、取材相手が被ったな~!

 

▼渋谷の某ラブホテルに入室したら突然の和室(畳!)で対面カウンセリングになりかけたので、おもいでの一枚をパシャり。実際はリュウノスケさんが真横に来て1つ1つ内容を確認してくれた。初指名では「水」か「お茶」を持参してくれる。2回目以降の指名では、「持参するかどうか」「何を飲みたいか」などは相談して決めるようだ。

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▼リュウノスケさんのTwitterでは、ご本人が使用するアダルトグッズや性感プレイの例を見ることもできる。昔の写真をたまにアップしているが実際「オラオラァ!」な雰囲気はない。清涼飲料水みたいに爽やかな性感お兄さんである。公式サイトに寄せられる口コミは全部読んだが、店内でも掲載件数が多い(2022年11月現在で84件、但し人気トップキャストのイズミさんは450件以上)。リュウノスケさんご本人によると、初指名もけっこうあるがリピートのほうが断然増えているそうだ。

女風ユーザーからの口コミによると東京M性感のリュウノスケさんは……

■人懐っこくて話しやすいので心をひらきやすい
■終始リードしてくれる
■優しくてコミュ力があるので初対面で緊張しがちな方にもおすすめ
■指入れ・アナル舐め・大人の玩具使いが上手い
言葉責めが得意で焦らしかたが良い
■カウンセリングが丁寧で要望が伝わりやすい
■ユーザーに合わせてS具合(責めるレベル)を調節できる
■パウダーマッサージでの肌の触れかたが良い
120分コースでも十分楽しめる(短いと感じない)
■いろんなシチュエーションや体勢で潮吹きができる
変態プレイの受け入れ幅が広く初対面でも臆さない
■泡洗体がエロい

 などなど。他にもソソられることがたくさん書いてあるのだが、上記のことは特に自分も施術を体験してみて同意する点である。わたし自身は複数店舗で指名予約をする回遊派なのだが、「はじめて会って要望を伝えたらすぐに〇〇できる、してくれる」というのはかなりポイントが高いようにおもえる。あと、このニュアンスはしらけさせてしまうかもしれないが、それってとてもコスパが良いのである……。なぜなら〇〇には、他の人なら何度か指名してからでないとなかなか実行してもらえないプレイやその強度が入るからだ。東京M性感では、公式サイトでメニューを確認した時点でその〇〇に該当するプレイが初っ端からおおむね網羅できることが分かる(言うてわたしの体感調べだが)。

 

 あと、自分にとってはすごく重要なことなのだが、わたしが使える毎月の娯楽費用はたかが知れているので「一度で長時間の利用をしたり、有料オプションをつけまくって遊ぶ」という発想がほとんどない。普段も180分がベースだ。よって今回は、「120分コースの無料オプション範囲内でどれだけ満足できるか?」を体験させてもらいたいとカウンセリングで伝えている。

 

▼ベッドのセッティング風景。使用するアダルトグッズが一部隠されている状態。

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 いきなり感想から言うと、リュウノスケさんの性感はとても自分に合っていた。

 

 例えば、スパンキング1つをとっても、初対面では遠慮してしまうのかぜんぜんスパーン!と叩いてくれない方のほうが(個人的な経験上は)多かった。叩くプレイ自体がどちらかというとNG行為だという人もいたくらいだ(それはそれではっきりしていればよい)。しかし、リュウノスケさんは潔い。手のひらも使うし、『BITCH』と記された私物の革パドルも使う。そして、わたし好み(=プレイの雰囲気や興奮具合を見ながら強度を上げてほしい。着衣の状態で見えないところなら多少痕が残ってもいい)にべしべし、ぱーん!ぱーん!してくれる。なお、痛みや苦しさの伴うプレイに関しては、いきなりやることはない。とはいえ、そこはユーザー側の要望とお互いの信用次第かもしれないので相談してみてほしい。

 

 わたしの場合は、自分の没入度を上げるため目隠しで視界を奪われ、両手を拘束具で固定されて身動きをとれなくしてもらう。といっても、動こうとおもえば動けなくもない自由さはあるのだが、勝手な判断で手の位置を変えたりすると「誰がそうしていいって言ったの?」「ダメでしょう」などと優しい声で叱ったり導いたりしてくれる。そして、強弱をつけて乳首をつままれたり、二の腕を噛まれたり、皮膚に軽く爪をたてられたり、バイブで恥部を責められたり、アナルを舐められたりしながら、こちらが何も言わなくても欲しいタイミングスパンキングを入れてくれたので、「きもちよさが勝って痛覚への刺激がすべて性感帯になるような域」に達してしまった。

 

 女性用風俗の真骨頂ではないかとおもうが、こちらはほとんどマグロ状態でよい。プレイの一環で指示されたこと以外は何もしなくていい。性感ではキャストのさまざまな行動が地続きにつながっていて、こちらが絶頂に達するまでやめない、というか最後まで見届けてくれる。焦らしや寸止め(イキそうになったら止めるかどうか)の好みはカウンセリングで質問されるので「もっとー!」とか「イヤーっ!」とか好きなように叫んだらいい。心身のスイッチが入って連続イキの状態になっても変に止めたりはしない。潮吹きも欠かさない。

 

東京M性感では本当にプレイ続行が無理・不可・ギブアップの場合が判断できるよう「セーフワード」を設けている。わたしはTwitterで見てイイナとおもった「愛してます」を指定したが、まったく言う機会がなかった。あれでずっと何やっても「愛してない」状態だったとおもうと、それはそれでなんだか興奮しちゃいますネ……。

 

 さらにリュウノスケさんのいいところは、もう、泣きまくって喘ぎまくってピーク中のピークにたどり着きました!というタイミングを見逃さずしっかりクールダウンさせてくれる点にもあるとおもう。さすがは元・看護師、プレイ後は気分や体調の著しい変化でイヤな違和感があったりしないかを確認してくれるので、性的興奮状態にあまり馴染みのない方でも身を任せやすいのではないだろうか。

 

 ……実はパドル処女だったのだが、完全に目覚めたな……。

 

 ちなみに、リュウノスケさんの私物である下記の革パドルは、見た目はいかついがさほど皮膚や身体が痛くならないものらしい。ただ、同じところに何度も打撃を与えるとけっこうしんどい。なので、リュウノスケさんはわたしに対してはちゃんと位置をずらしたり、数回だけ重ね打ちをしながら興奮材料としてぱーん!ぱーん!してくれた(表現がぱーん!以外におもいつかなくなってる)。

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 お風呂場でもこもこの泡とヌルヌルのローションを使ってエッチなことをする『泡洗体』とか、プレイ場所をベッド以外(床、玄関、トイレ、椅子など)に移していろんな姿勢でエッチなことをするシチュエーションプレイとか、できる限りのことをもりだくさんに詰め込んでくれたので……まじで120分で満足している……。くそう、なんだか悔しいぜ……。

 

 リュウノスケさんお得意の言葉責めについては、何を言われたのか具体的には覚えていないのだが、客観的な状況をそのまま端的に言葉で描写されたり、きもちを見透かされるような表現で追い込まれたり、こちらの言葉に対する共感や呼応でもりあげてくれたりしていたとおもう。ちょっと意識が飛んじゃってて説明するのが難しいですネ……。

 そんなわけで、東京M性感さん、「エッチなことでとんでもねえ非日常感を味わいたい方」におすすめです……!下記のように、体験モニターを時々募集しているので、ちょっと気になるかも!という方は一度Twitterか公式LINEから連絡してみてはいかがでしょうか。女風経験は問わず親身になってくれますよー!(新人キャストのページを眺めながら)

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