むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

むちフェス02~肉感アート展~<その1>準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

3月29日の日曜日、中央区日本橋の綿商会館にて、「むちフェス02~肉感アート展~」が開催された。

むちフェスは、小柄でスレンダーな女性と対極にある、アスリート・がちむち・太腿・筋肉・大柄など、「むっちり」を中心とするフェティッシュな美学を追求する即売会イベントだ。昨年10月に第1回が開催されたむちフェスは、大盛況につき、第2回が開催されることとなった。フェチフェスとも関連の深いイベントということで、フェチフェス広報のみみずくが取材させていただいた。

 

春の日差しが温かい午前10時、会場の綿商会館前には、出展者さん達がちらほらと集まってきた。私も、出展者さんと一緒に会場入りさせていただいた。今回の記事では、一般参加者入場前のむちフェス会場内を、少しだけお見せしよう。

 

出展者さんは、1階でまず受付を済ませなければならない。キャリーケースなどにパンパンに荷物を詰めた彼らは、自分のブースのある階へと向かう。

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

私服姿も可愛い赤根京さん

TBS『おーくぼんぼん』にも出演された赤根京さんも会場入り!

京さんは、目玉焼きやホットケーキの柄のワンピースを着て、水色のベレー帽を被っていた。私服姿でも十分可愛い彼女が、今回のむちフェスではどんな姿に変身するのか?私は、期待に胸を膨らませながら、「後で必ずブースに伺います!」と息荒く言ってしまった(笑)

 

さて、私もエレベーターに乗って4階へ――こちらは、コスプレイヤーの出展者さんが中心のフロアだ。

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

おめが☆どーるず

「おめが☆どーるず」ブースでは、腹肉尻肉むっちり系コスプレイヤー・酢酸さんのポスターを飾っている。酢酸さんは太腿コンテストにもエントリーしていて、まさにむちフェスの象徴ともいえるくらい豊満な肉体の持ち主だ。

そんな彼女たちにちょっとしたトラブルが!「クリップを1つなくしてしまったんですよ……」と酢酸さんが困った顔をしていた。結局クリップは見つからなかったようだ。トラブルに見舞われつつも、彼女たちは販売やコンテストで奮戦し、「むっちり」の魅力をお客さんたちにしっかり伝えたのだった。

 

「おめが☆どーるず」ブースの前は、お馴染み「TOKYO ZENTAI CLUB」ブースだ。

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

TOKYO ZENTAI CLUB

設営は概ね完了し、ゼンタイグッズがズラッと並んでいる。左側に見える手袋のようなものは、全身タイツに興味のあるお客さんに着用してもらうためのものだ。「ゼンタイはどんな感じなの?」というお客さんは、ここでプチゼンタイ体験ができるのだ。

TOKYO ZENTAI CLUB さんは、この後、もっと大がかりな装置を搬入する。立体バキュームである。これは、布団圧縮袋の人間バージョンだと思ってもらえば良い。独特の感覚を味わえる立体バキュームに、多くのお客さんが興味を示したようだ。TOKYO ZENTAI CLUB さんのブースはこの日も大賑わいだった。

 

SMグッズでお馴染みの「銀龍堂」さんも設営の最中だ。

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

銀龍堂

女王様がグッズを並べている。鞭、首輪、拘束具など、オリジナルハンドメイドのアイテムは女性の魅力を引き出す魔力を持っている。むちフェス会場内に、独特のオーラを放つブースが誕生しようとしているのだ。

 

4階の半分はコンテスト会場だ。

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

誰もいないコンテスト会場

むちフェススタッフの皆さんが設営した会場には誰もおらず、シーンと静まり返っていた。しかし、後にここでは「太腿コンテスト」と「桃尻コンテスト」が開催されることとなる。コンテストでは、会場内にお客さんがぎっしりと詰めかけ、異様な熱気に包まれた(その模様については、別の記事で紹介したい)

 

お次は5階へ――こちらは同人誌やフィギュア、Tシャツなど、様々なアート作品を扱うブースが集うフロアだ。

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「痴漢厳禁」の張り紙

5階の廊下では、ホワイトボードに「痴漢厳禁」の張り紙を見つけた。「こんなところで痴漢する奴なんているのかよ?」と私は思ったが、むちフェスのような R-18 のイベントだと、変な勘違いをする人が入場するのかもしれない。そういう事態を想定しキチッとルールを定めているのがこの張り紙なのだ。出展者さんもお客さんも、皆が安心してイベントを楽しめるように運営しよう、というイベントスタッフさん達の心意気が感じられた。

 

フロア内は出展者さんも少なく、まだガラガラ状態だった。そこで早めに設営していたのが「桃屋&サンガッツ」ブースだ。

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

桃屋&サンガッツ

個人的にお世話になっているサンガッツさんは、今回、むちむちちくばんROMの桃屋さんとコラボしていた。私は、ロー協公式モデルのあんずさんとリアルの世界で初めてお会いし、心の中でガッツポーズをしたのだった(笑)

サンガッツさんは、「ぽっちゃり古代娘」など、いかにもむちフェスっぽい、変わったフィギュアを販売していた(ので私は購入した(笑))桃屋さんは、『ミートレイジ』というROMを販売していたが、これがまたすさまじい内容で……牛が皮を剥がされて肉にされるまでの一部始終を、あんずさんが見事に演じ切ったそうだ(私は、後でこのROMを買おうと思っていたのだが、忙しさにかまけて買い忘れてしまった。悲しい……)

 

むちフェス02~肉感アート展~準備風景~一般入場前の会場内は大忙し!お祭りの舞台裏を少しだけ公開~

加納ろく

こちらは、設営の完了した加納ろくさんのブースだ。ろくさんは、今回、就活生に扮して様々なプレイを見せる『眼鏡フェチ図鑑 #002』をリリースした。「美少女×メガネ」という、一部のフェチには根強い人気を誇るジャンルに果敢に切り込んだ作品である。ROM販売に加えて撮影チケットのオプションもあり、様々な工夫の凝らされたブースとなっていた。

 

以上のように、お祭りの舞台裏では、出展者さんやスタッフさんが一生懸命設営に励んでいた。そして、時は経って午前11時、一般参加者の入場がスタート!待機列に並んでうずうずしていたお客さんがドドッとなだれ込み、むちフェスは大いに盛り上がったのだった。その模様は次回以降の記事で紹介したい。(続く)

写真・文=みみずく

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